コラム
COLUMN
LeoLabsの新サービスSpace Mappingの全貌明らかに!
2020.6.30
2020年5月、LeoLabsは、新サービスであるSpace Mappingを明らかにした。
LeoLabs(https://www.leolabs.space/)をご存知だろうか?
LeoLabsは、サンフランシスコに拠点を置く、シリーズAのベンチャー企業だ。現在授業員も10人程度で、今までの資金調達額は、17億円に及ぶ。
では、LeoLabsの新サービスであるSpace Mappingとは何だろうか?
地上に設置されたレーダーを使って、低軌道LEOに存在する衛星やデブリなどの正確な位置を把握し、今低軌道で運用中の衛星に対して、衝突の可能性や、衝突の可能性があるときにはいつなのかも含めて情報を提供するというサービスなのだ!
そのような情報を受けた衛星事業者は、その情報を元に、軌道制御や姿勢制御を実施し、デブリなどとの衝突回避運用を実施することになるだろう。
今現在、そして近い将来、衛星が宇宙空間に多数存在することになるのは間違いない。Space XのStarlink計画やAmazon、AST Science& Technologyなどのグローバルブロードバンド環境の提供サービスで、数万機の衛星が宇宙空間を漂うことになるのだ。そして、リモートセンシング分野でも数多くのベンチャー企業が小型の光学衛星、SAR衛星がコンステレーションを組み、空間分解能そして時間分解能の高い画像を撮影するプロジェクトもある。
LeoLabsのサービスは、デブリ除去衛星との連携もありうるだろう。
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